釘付きシース熱電対
SHEATHED THERMOCOUPLE FOR NAIL PENETRATION TEST
特許番号:特許第5766117号(P5766117)
特長
電気自動車やハイブリッド自動車の電池に用いられているリチウムイオン電池は、エネルギー密度が高く、短絡時に異常発熱を生ずる恐れがあり、破裂·発火に至る場合があります。
そのため、電機製造者は安全性確認のため、強制的に内部を短絡させる「釘刺し試験」により評価を行っています。
釘付きシース熱電対は、この評価に用いる釘の内部にシースを挿入し、短絡箇所の温度を測定することで重要な安全性試験の役割を担っています。
構造
〔納入事例〕
熱電対の種類 | K |
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シース外径 | φ0.65 |
素線数 | シングルエレメント |
測温接点 | 非接地型 |
シース材質 | NCF600eq. |
クラス | JIS2級 |
補償導線 | テフロン被膜 |
●シース外径、シース材質、熱電対種類、スリーブ、釘の形状や取付方法等についても様々な組み合わせが可能ですので、詳細は、最寄りの営業所にお問い合わせ下さい。