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熱電対による平均温度測定


1.熱電対を使用して平均温度を測定する方法

熱電対や補償導線の長さにもよりますが、下図の回路に示すように、−側の回路にR=500Ω程度の補正用抵抗を挿入します。実際には、J.BOX内に設置する事が多いようです。

3点以上の場合も同様の回路で計測可能です。

2.平均温度測定時の誤差

(1)平均温度測定回路は下図のように置き換えられます。

r1,r2 熱電対および補償導線を含めた線路抵抗
R1',R2' 挿入抵抗
E1,E2 熱電対の熱起電力

(2)回路計算

R1 = r1 + R1'

R2 = r2 + R2'

上式より誤差を計算すると

従って、R1 =R2 を満足させると誤差はゼロとなるので、

R1 = r1 + R1' 、 R2 = r2 + R2'

の関係から、線路抵抗の差r1 − r2 に対して充分に大きなR1'、R2' を挿入することによって平均温度測定回路の誤差を少なくすることが可能になります。また、受信計の種類により許容される線路抵抗に制限があるため、その許容値内で挿入抵抗値を決める必要もあります。


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