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● 測温抵抗体の抵抗値不良、あるいは断線を生じたが原因は?
強度的に頑丈そうな、シース測温抵抗体を使用し、他のセンサの校正用に使用。1年後に校正を行った。その結果、抵抗値が許容差を外れ、一部断線していた。
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測温抵抗体はその構造上、抵抗素子部分は極めて繊細である。セラミック製の絶縁碍子内部に、数十μmの白金線がコイル状に巻かれて組み上げられており、過大な振動や衝撃を与える事で、抵抗値の変化を生じ、甚だしい場合は断線に至る事もある。
該当の事例では、校正時にセンサに金具を取付ており、その取付に子ネジを用いて直接シースに固定していた。そのため、シース表面には明らかな凹みや傷があり、使用条件不適当である事が判明。使用方法を聞いても、シースを机に叩きつける様な置き方であり、取扱も雑であったため、抵抗値不良や断線が生じたと断定。
シース測温抵抗体の抵抗値不良や断線は、ほとんどが使用条件の不適である。シース熱電対と同じような取扱では、先端部の抵抗素子に過大な負荷がかかり、異常を来す。過大な振動・衝撃は厳禁である。
左写真:シース先端傷 写真右:抵抗素子断線部拡大X線写真

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